FFは誰でもできて玄人向けゲームへの橋渡し役にもなるって意味で必要とされてる。
前にも書いた気がするけど、リアリティ云々は割りとどうでもよくて、
お約束をどこまで受け手と共有しているのか、共有してない人にはどう受けとめられるのか
という部分を作り手が意識してるかどうかで印象は変わってくる。
子供が世界を救う冒険を…とかダメージ10だったのが9999にインフレしていくとかいうのは
少年漫画文化のお約束が日本人には既に共有されてるから違和感なく受け入れられやすいんだろう。
というのを意識しないでコンテクストを共有してない人にそのまま押し付けると齟齬が生じる。
ぬるいとか今更…ってことでも、お約束を知らない新規客含めた「他文化」を意識した解説・導入を
丁寧にやらなくなったジャンルは先鋭化して先細っていくのは歴史の示すとおり…。
でも誰にもわかりやすいハリウッド的なものばっかりになったらつまらなくなるのも確かだから難しい。
