イムリ6巻を一気に読んでしまった。すごい作品なのに知名度が低すぎるのを何とかしたい…。
もっと売れてくれ…とアマゾンに貼るのも何なので、すっかり忘れてたレビューのに。
http://crossreview.jp/kanesada/reviews/4757749341
9点なのは10点連発するとありがたみが薄れるかな…と思って…文句のつけどころはない。
主人公やラルドの運命とか、あの人も奴隷化を…みたいなドラマにぐいぐい引き込みながら、
「まだ効果が謎の道具」とか「道具を宿す順番」とか世界の謎を絡めていくのが巧みすぎる。
主人公だけが首を切り落とすとか、空を飛ぶとかチート的な力を唯一持ってるのに、
支配者層とか文化そのものという強大すぎる敵が相手で、味方が少なすぎる（しかも人質同然）ので
全く勝てる気がしないというのも面白い。好意的な素振りを見るだけでやっと味方が1人…みたいな。
しかしキーワードにも設定されてないみたいで感想探せなかった…まうまうすらあるのに…。
世界観の説明してるところはあった。見てもわからないような気もするけど。
http://blog.inomata.lolipop.jp/?eid=966200
4巻くらいまでは何か周到な用意を感じるものの、ドラマだけ期待してると入りづらいかも。
しかし5巻以降は怒涛の展開で、それまでの歯車が噛み合っていくのが痛快。
後の面白さは保障されてるようなものだと思って読めば…しかしこんな大器晩成っぽい作品を
粘り強く掲載してたコミックビームは偉い。前にも書いたか。読もう！コミックビーム！ウッドボール！
